業務用エアコンの取付時に注意すること

業務用エアコンは、家庭用エアコンと違って大型で重量があるため、取付には専門の知識と技術がともないます。また、配管工事や電気工事が必要なため、安全面での十分な配慮が必要です。これらを考え合わせると、ほとんどのケースで専門の業者に任せることになることでしょう。では、業者に業務用エアコンの取付を依頼する際に、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

いちばんに考えたいのは、設置場所の選定です。業務用エアコンは、室内機と室外機の2台を適切に設置する必要があります。室内機は、吹き出し口から室内全体に風を送れる場所に設置しなければなりません。一方で室外機は、風通しが良く、雨や雪が直接当たりにくい場所に設置するのが一般的です。

さらに、室内機と室外機をつなぐための配管工事が必要な点にも注意を払いましょう。配管は、冷媒の流れをスムーズにするためにしっかりと固定する必要があります。また、配管がきちんと断熱されているかを確認しましょう。これらをチェックしておくことで熱交換率が上がり、効率よくエアコンを使用することが期待できます。

業務用のものは家庭用のものと必要とする電圧が異なるため、室内機と室外機の取付には電源工事も必要です。これらには専門の知識と技術を備えた業者が欠かせません。この電気工事は購入した業者が請け負ってくれる場合が一般的です。最後に取り付けが完了したら、正常に動作するかを試運転します。

冷房・暖房の効き具合や、音や振動がないかを入念に確認しましょう。チェックがすべて終わったら、引き渡しは完了です。優良な業者とそうでない業者が存在するため、相見積もりを取ったり、口コミをチェックしたりするのがよいでしょう。

Filed under: エアコン, 業務用, 生活/暮らしTagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website