業務用エアコンの取付作業の具体的な流れ

業務用エアコンの設置および取付を依頼した際の、作業の流れを見ていきます。まず既存の機器があって、新しいエアコンに入れ替えるパターンを解説しましょう。最初に打ち合わせを行い設置場所や型番・機種、施工する日時に関して煮詰めていきます。当日になったら施工箇所とその周辺の床・壁などを守るための、養生作業から始めます。

養生テープやビニールシートなどを使い、作業中に傷つけたり汚したりするのを防止するためです。養生が済んだら、既存の業務用エアコンの撤去作業へと移行します。機器の本体や室外機・配管などを撤去して、新たなエアコンや室外機を搬入して取付作業を行います。取付位置を確認しつつ電源を確保、配管の接続や電源の工事などを行って作業が完了したら試運転を実施し問題がなければ引き渡しとなり終了です。

施設に導入するのが初めてであれば、打ち合わせの段階で入念に設置場所や方法、業務用エアコンの機種の絞り込みを行います。日程の打ち合わせや、当日の養生作業までは交換のケースと同じです。新設の場合は、機器を設置するために壁に穴を開ける作業である開口工事が必要です。配管用の穴が確保できたら、室外機を繋ぐ冷媒の配管や電源ケーブルなどを這わせる配管工事へと移ります。

この2つの工事が終われば、本体や室外機を設置したり配管・配線を接続したりと交換工事とほぼ同じになります。無事に試運転が終わり、計画通りに設置されたことが確認できれば作業は完了です。

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